2015年10月29日

戴帽式

10月29日 第25回戴帽式が行われました。
  戴帽とは、古来ナイチンゲールから始まり、看護師の象徴である帽子を戴く儀式です。白衣を着用し、帽子を戴き、厳粛な気持ちで患者に接し、この仕事の生命に直結する厳しさを感銘します。看護という職業は社会的に貢献度が高く、威信を持つ専門的職業であることを自覚し、それに従事することの誇りと自尊心を養うために行われます。 
最近では色々な理由により臨床現場でナースキャップを着用することが少なくなってまいりましたが、本校では看護師になるという誇りと自覚、そして責任感を再認識する意味から例年行っております。

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<戴帽式を終えて 学生の感想>
 戴帽式を迎えるまでは、ただ自分の頭の上にナースキャップがのるだけのもの、などという軽い気持ちでした。しかし、夏休みが明けた頃から少しずつ練習を重ね、息を合わせてみんなでひとつの事をやり遂げることの難しさを痛感しました。最初はナイチンゲール誓詞やナイチンゲール賛歌を覚えるのにもすごく苦労しましたが、段々と言葉の意味がわかりはじめ、ナースキャップの重みを感じるようになりました。自分にとっての「看護」とは何か、まだ答えははっきり出ていませんが、自分が今目標としていることや今のこの気持ちを忘れず、頑張りたいです。 1学年 宮ア なご美

 戴帽式には母と祖母が来てくれました。戴帽を受けている私の姿を見てもらうことで言葉に出さなくても看護師になるという私の決意を感じてもらえたと思います。これまでも看護師になるために頑張ってきたつもりですが、戴帽式をきっかけにより一層固まった自分の意思を常に維持できるよう心がけ、日々の学習や演習に取り組みたいです。 1学年 高橋 楓花
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2015年10月28日

第15回全国障害者スポーツ大会(紀の国わかやま大会)にサポートボランティアとして参加しました!

 紀の国わかやま大会は10月24日から26日まで3日間の会期で開催され、全国から都道府県・指定都市の選手団約5,500人が参加し、個人競技6競技、団体競技7競技及びオープン競技が実施されました。本校では、来県される選手団のお出迎えのため22日から離県された27日まで県職員の方々と1,2年生合同でチームを作りサポートさせていただきました。担当は秋葉山公園県民水泳場で行われた水泳競技で、選手団の方をサポートすると共に、声が枯れるまで応援しました。

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<学生の感想>
 正直に言えば大会前は、ボランティアなんてしたことがないので何をすればいいのか想像もつかないし、朝も早いししんどいな、なんて思っていました。そんな気持ちのままボランティアに参加したのですが、最初に思っていたこととは全然違ってすごく楽しかったです。選手の方々と話す機会もたくさんあり、応援にも熱が入りました。最終日のメドレーリレーではすごく盛り上がり、見ている私たちまでドキドキしました。メダルを取ったときには自分の事のようにうれしかったです。選手の方々の目標に向かって一生懸命頑張っている姿、自信に満ちあふれている姿を見て、勇気、元気をもらい、また自分も目標をしっかりと持って頑張って努力しなければいけないなと思いました。大変なこともあったけどこんな貴重な体験ができるボランティアに参加することができてよかったです。 1学年 冷水 杏佳

 たくさんの選手と言葉を交わし、行動を共にしたこの大会のことは一生忘れる事がないと思います。正直あまりやる気ではなかった私が、別れの時には「もっとボランティアしたい」という気持ちでいっぱいになりました。それと同時に「もっとしてあげられたことがあったのではないか」という後悔もあり涙が止まりませんでした。私はこの活動を通して、障害のある人もない人も違う事は何一つないと気づきました。最後に選手団の方に「今できることをしなさい」と言われたことを一生忘れず、この活動で手に入れた気持ちや感動をこれからも大切にしていこうと思いました。 1学年 波元 美咲

 サポートボランティアに参加したことは素晴らしい経験でした。障害者スポーツ大会ということで選手の方々は様々なハンデともとれる障害を持っているのだと考えていました。しかしその考えは公開練習を目にしたときに間違っていると気づきました。その泳ぎには力強さがあり、また工夫もありました。力強い泳ぎを間近で見られたことを嬉しく思います。ボランティアで参加しましたが、すぐにその考えはなくなっていました。純粋にこの選手団の応援をしたい、力になりたいと考えるようになっていました。ひたむきな姿勢というのはこれほどまでに人の心を感動させるものだと知ることができました。今を生きる力、障害に打ち勝つという姿勢、支える周囲の方々の存在、選手達から多くの事を学び、元気をもらうことができた5日間でした。 2学年 中村 賢也
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2015年10月25日

災害訓練

 10月25日、公立那賀病院の災害訓練に被災者役で参加させていただきました。

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<学生の感想>
 私は母親役で10歳の子どもと旦那さんと一緒に病院へ行く設定でした。病院についてすぐ家族とばらばらにされてしまい、すごく不安になりました。症状別に別れないといけないのはわかりますが、家族がどこにいるのかを知ってからでないと、治療をしてもらっている間も落ち着かない気分になるのだと知りました。看護師さんに「探しているからね」と言われたときは安心しますが、5分ほど経つと忘れられたのではないか、探していないのではないか、などと不安になってしまったので、常に声かけをする必要があるのだと思いました。また、場所が分かっても、どういう状態でいるのか、無事なのかということまで伝えてもらわないと不安の軽減にはつながりませんでした。実際に大災害が起きたときには、医療者側ももっとバタバタしているでしょうし、全ての方が不安を抱えていると思います。今回のこの体験から少しの声かけで、大きな不安を取り除くことができることを学びました。迅速な治療も大切ですが、温かい声かけができる看護師になりたいと思います。 3学年 峯 初実

 私は中国人の傷病者役として参加させていただきました。まず病院に入るとすぐに看護師の方が寄ってきて「どうされましたか」と声をかけてくれました。私は日本語がわからない設定のため、教えてもらった中国語で「手が痛いです」とこたえました。看護師さんは初め、困った顔をしていましたが、すぐに長いすに誘導し、医師を呼んでくれました。医師にもう一度中国語で訴えると「あー、痛いのね」とすぐに理解し、中国語で返事をしてくれました。実際には私は外国人ではありませんが、理解してくれる人がいるということだけで心強く感じました。移動する際にも背中に手をあて、ジェスチャーを行いながら誘導してくれました。このことから言葉が通じない分、目線や表情、タッチングなど、非言語的コミュニケーションを多くとることで不安の軽減につながると学びました。また、全体の流れの中では、それぞれの役割の人が声を出し合い、傷病者に手当を行っているのが印象的でした。災害時でも周りと声を出し合い協力することは、今何を行うかを周りの医療者にも把握してもらうためにも大切な事であると学びました。 3学年 和田 薫
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2015年10月15日

在宅看護論

 近年、医療技術の高度化、社会環境の変化に伴い疾患や障害が重度であっても、在宅療養が可能になってきています。また、人々のニーズは、施設志向から長年住み慣れた家庭で自分らしく、生きがいのある生活ができるような在宅療養志向へと変わってきています。そのために、安全で安楽、そしてその人らしい生活が送れるという質の高い在宅看護が求められています。本校では多彩な講師に来て頂き、在宅看護について学んでいます。

10月15日 自らALSでありながら重度障害のある方の為にエンジニアとしてコミュニケーション機器の開発・改良等のサポートを行っている久住純司先生と、ALS会のおしどり夫婦である林静哉先生と奥様の千津子さんに来て頂き、在宅療養者と家族の実際について講義をして頂きました。

※ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは五感や記憶、意識は保たれたまま徐々に全身の運動神経が侵され、やがて身体のほとんどの部位が動かせなくなる進行性の難病です。原因は不明で40〜60歳代を中心に10万人に1人の割合で発症します。

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 僕がALSについて初めて知ったのはアイスバケツチャレンジを見てからでした。最初はなにをしているのか、何のために行っているのか、さっぱり分かりませんでした。しかし、皆が笑って喜んでやっているのを見て興味を持ち調べてみたところ、ALSの支援を目的にした活動であると知りました。僕自身はアイスバケツチャレンジについてALSのことを知ってもらえるいい機会であるし、またALS協会に寄付することで研究支援することができる素晴らしい運動であると思います。しかし同時に、一目見ただけでは何のためにしているのか分かりづらいし、またALS以外の難病や特定疾患と別にするのもよくないのではないかと考えていました。ALS患者である林さんはどう思ったのか聞いてみたいと思い、講義のあと質問させてもらいました。林さんは文字盤を使い、「名前を知られるのはいいけど、やりすぎかな。一過性で終わって欲しくない」と答えてくれました。僕も林さんが言うように単なる一過性のもので終わるのではなく、あらゆる難病の方にもっと支援の輪が広がればいいなと思います。
 これからもっと看護の知識や技術を身につけて、林さんたちのように、在宅で療養される方の生活に応じた看護を提供できるように努力します。
 2学年 北田 諒

 講義の中でALSと告知された時から現在にいたるまでのご本人とご家族のリアルな気持ちの変化を聞くことができました。もともと人との関わりや外出・食事が大好きだった林さんがそれらを今まで通り行うことを諦めて生きていかなければならないということがどれほど辛いことなのか、私には想像することも難しいです。気管切開をして人工呼吸器をつけるということは、声を出せなくなり、食べたいものも食べられなくなります。それでもどんな姿になっても生きていて欲しい、子どもの成長を一緒に見て欲しい、夫がいない生活は考えられない、そう思うのに、苦しんで生きる夫を見るのが辛く、延命してほしいと言ったことを後悔した日もあったとおっしゃっていました。ご本人もご家族の方も様々な葛藤があり、本当に苦しまれたと思います。今日の講義を受け、そういった患者さんやご家族の方の気持ちを受け止め、寄り添うことのできる看護師になりたいという思いが強まりました。この気持ちを忘れず努力し続けたいと思います。
 2学年 小林 史乃

 自らもALSでありながらエンジニアとして機器の開発等をしている久住さんの発想力には驚くことばかりでした。日常生活でゴミとして扱われるものや百均で売っているものを、触れたり息を吹きかけたりするだけでスイッチが入るよう工夫していて、そのときの患者さんの状態に合わせて作ることでよりよい生活を提供できるのだと気づきました。看護師を目指す私たちもアイデアや発想力を養う必要があると思いました。
 2学年 栗山 えり菜
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2015年10月06日

2015紀の国わかやま大会サポートボランティア

 10月24日から紀の国わかやま大会が行われます。本校では1年生と2年生がサポートボランティアとして
参加します。紀の国わかやま国体と共通のスローガンでもある「躍動と歓喜、そして絆」を感じてもらい、円滑にボランティアができるよう、手話講座や合同演習を行っています。臨地実習のため和歌山大会に参加できない3年生はサポートグッズの作成などで協力しています。

手話講座
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合同演習
 よいサポートボランティアと悪いサポートボランティアをわかりやすく寸劇にしています。
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 当日持って行く手旗とメガホンを作成中です。担当の県のご当地モノを調べて工夫を凝らしています。
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 3年生が作成した応援旗です。臨地実習のためボランティアには行けませんがその分、心を込めて丁寧に作りました。
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posted by WAKAN運営部会 at 00:00| 課外