2018年10月31日

戴帽式

 10月30日、第28回戴帽式が行われました。
 戴帽とは、古来ナイチンゲールから始まり、看護師の象徴である帽子を戴く儀式です。白衣を着用し、帽子を戴き、厳粛な気持ちで患者に接し、この仕事の生命に直結する厳しさを感銘します。看護という職業は社会的に貢献度が高く、威信を持つ専門的職業であることを自覚し、それに従事することの誇りと自尊心を養うために行われます。 
最近では様々な理由により臨床現場でナースキャップを着用することが少なくなってまいりましたが、本校では看護師になるという誇りと自覚、そして責任感を再認識する意味から例年行っております。

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【戴帽式を終えて 学生の感想】
厳かな雰囲気の中行われた戴帽式で、病院関係者の方、保護者、先生方など多くの方から祝福していただきました。私たちはたくさんの人たちに期待されているのだと身の引き締まる思いでした。
ナイチンゲール像から灯を受け取り、全員で誓詞を唱和し、ナイチンゲール讃歌を斉唱しました。暗い部屋が優しいロウソクの明かりで包まれていたあの瞬間はとても綺麗で、目を閉じると今でも浮かんできます。これからますます勉強も技術も難しくなり、壁にぶつかってしまうこともあるかもしれませんが、どんな時も笑顔で前向きに捉え、戴帽式での感動と看護師になるという強い意思を胸にこれからも頑張りたいと思います。 谷口 萌

戴帽式には奨学金でお世話になっている病院の看護部長さんが出席して下さいました。忙しい中来ていただき、「おめでとう」と声をかけて下さったことがとても嬉しかったです。看護部長さんと一緒に働けるよう一生懸命頑張りたいと思います。
また私が看護学校に合格したとき、涙を流して喜んでくれた祖父母も戴帽式に出席し、「感動した。見られてよかった」とまた泣いていました。私は自分の成長をここまで喜んで祝福してくれる人がいることに胸が熱くなりました。これから先、辛いときも乗り越えられる元気の源になると思います。この日の感動をいつまでも忘れず、今後も一生懸命に歩んでいきたいです。 長岡 玲奈

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2018年10月13日

災害対応実戦訓練

10月13日(土) 巨大地震発生により甚大な被害がでたため、和歌山広域消防指令共同運用に係る相互応援と近隣消防本部の特別応援を受けるとの想定で行われた実践的な訓練に参加させていただきました。

「内陸地震(震度7)による災害で、紀の川市、岩出市の建物等の倒壊、交通事故等により自力では脱出できない要救助者や負傷者が多数発生した」という想定で、本校の学生は事故をおこしたバスや車に閉じ込められた要救助者という役割で参加しています。

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【参加学生の感想】
 私は3歳女児で「腹部打撲で泣き叫ぶ」という役割で参加させていただきました。災害が起こりバスの中に閉じ込められたのですが、バスに乗っていた人たちが「早く助けろよ〜」「何してんねん」という興奮した声で怒っており、小さい子どもからすると恐怖でさらに不安を感じるだろうなと思いました。救命士や消防士の方達の「静かにして」「歩ける人は出て」との声も大声で怒鳴っているように聞こえ、怖いなと感じました。災害現場の救命士や消防士は一人でも多くの傷病者を安全な場所へ避難させることが一番の役割なので、大声で口調がきつくなるのは仕方のないことだと思います。その分、医師や看護師などの医療従事者は不安を感じている小さな子どもや障害のある方達に寄り添い、安心してもらえる配慮も大切であると感じました。傷病者役という貴重な経験を今後に活かしていきたいです。  名方 柚葉

 私が始めに思ったことは災害が発生し、救急隊が来てもすぐには助けてもらいないということです。テントやシートの準備、状況把握とそれらを踏まえた上で、指揮をとってからの救出、今ならそれが必要な時間であることはわかりますが、目の前に多くの隊員が見えているのに来てもらえないというのは、傷病者の混乱と不安を強めると思いました。
 また、救出が始まってからは役になりきりみんなで色々なことを救出隊にぶつけましたが、冷静でハキハキした物言いにひるむこともありました。狭いバスの中に2〜3名が交互にしか入れない状況で、30人弱を正しくトリアージし、助かる命を一つでも増やすためには、助ける側が混乱せずに対応する必要があるのだと考えます。
 今回の体験から、練習であっても倒れている人などをみると怖かったし、担架なども揺れや周りの音でどんどん恐怖心は強まりました。もちろん救命が第一になるけれど、その中で少しでも声をかけることも安心に繋がると考えます。      湯川 絢加
posted by WAKAN運営部会 at 00:00| 課外