2018年10月13日

災害対応実戦訓練

10月13日(土) 巨大地震発生により甚大な被害がでたため、和歌山広域消防指令共同運用に係る相互応援と近隣消防本部の特別応援を受けるとの想定で行われた実践的な訓練に参加させていただきました。

「内陸地震(震度7)による災害で、紀の川市、岩出市の建物等の倒壊、交通事故等により自力では脱出できない要救助者や負傷者が多数発生した」という想定で、本校の学生は事故をおこしたバスや車に閉じ込められた要救助者という役割で参加しています。

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【参加学生の感想】
 私は3歳女児で「腹部打撲で泣き叫ぶ」という役割で参加させていただきました。災害が起こりバスの中に閉じ込められたのですが、バスに乗っていた人たちが「早く助けろよ〜」「何してんねん」という興奮した声で怒っており、小さい子どもからすると恐怖でさらに不安を感じるだろうなと思いました。救命士や消防士の方達の「静かにして」「歩ける人は出て」との声も大声で怒鳴っているように聞こえ、怖いなと感じました。災害現場の救命士や消防士は一人でも多くの傷病者を安全な場所へ避難させることが一番の役割なので、大声で口調がきつくなるのは仕方のないことだと思います。その分、医師や看護師などの医療従事者は不安を感じている小さな子どもや障害のある方達に寄り添い、安心してもらえる配慮も大切であると感じました。傷病者役という貴重な経験を今後に活かしていきたいです。  名方 柚葉

 私が始めに思ったことは災害が発生し、救急隊が来てもすぐには助けてもらいないということです。テントやシートの準備、状況把握とそれらを踏まえた上で、指揮をとってからの救出、今ならそれが必要な時間であることはわかりますが、目の前に多くの隊員が見えているのに来てもらえないというのは、傷病者の混乱と不安を強めると思いました。
 また、救出が始まってからは役になりきりみんなで色々なことを救出隊にぶつけましたが、冷静でハキハキした物言いにひるむこともありました。狭いバスの中に2〜3名が交互にしか入れない状況で、30人弱を正しくトリアージし、助かる命を一つでも増やすためには、助ける側が混乱せずに対応する必要があるのだと考えます。
 今回の体験から、練習であっても倒れている人などをみると怖かったし、担架なども揺れや周りの音でどんどん恐怖心は強まりました。もちろん救命が第一になるけれど、その中で少しでも声をかけることも安心に繋がると考えます。      湯川 絢加
posted by WAKAN運営部会 at 00:00| 課外